血液検査

血液検査を通じて、貧血や肝機能、腎機能、脂質異常、糖尿病、甲状腺機能などの測定が可能です。また、肝炎（B型慢性肝炎、C型慢性肝炎など）の検査も行っています。さらに、様々な臓器の腫瘍マーカーの測定も行うことができます（腫瘍マーカーは癌を確定するものではありませんが、全身検査の指標として役立ちます）。

当クリニックのポイント

私たちは患者様の健康を最優先に考え、迅速かつ的確な検査結果の提供に努めています。当クリニックでは、一般的な検査項目は院内で迅速に処理し、当日中に検査結果をお伝えすることができます。（一部外注による検査は日数を要する場合もあります。）
雇入時健診に必要な項目も院内で行えるため、お急ぎの場合は当日に検査結果を説明することができます。（オプションの追加項目によっては後日説明する場合もあります。）

尿検査

尿検査は、尿中に含まれる成分を分析することです。主に、尿中のたんぱく質や糖分の量を測定し、腎機能の低下や糖尿病、甲状腺機能亢進症などの有無を確認します。また、尿中に血液が混じっていないか（尿潜血）もチェックします。陽性の場合、膀胱炎や尿路結石などの可能性があることを示唆します。尿検査は、雇入時健診などでも必須の検査項目となっています。
尿に関連する疾患は、自覚症状がない場合でも存在することが多いため、定期的な検査が重要です。

全領域CT（現在は胸部のみ）

CT検査は、体の周囲からX線を照射し、体の断面画像を作成することで、肺炎や心不全（胸水）などの病態を診断することができます。当クリニックでは、一般的なCT（ヘリカル）検査とは異なり、座ったままの撮影が可能なCTを兵庫県のクリニックで初めて導入しています。画像の品質はヘリカルCTに比べやや劣りますが、被曝量は約25分の1と非常に少なく、安全に検査を行うことができます。高度な治療が必要な場合には、専門病院へのご紹介を行っておりますが、そこで再度CT検査を行っても被曝量の心配はほとんどありません。

現時点では胸部の検査に特化していますが、将来的には頭部（出血の有無）や腹部の検査にも対応できるよう準備を進めています。

骨密度測定

骨粗しょう症は、骨がスカスカになり、骨折しやすくなる病気です。加齢や閉経を迎えた女性などの年齢周期、生活習慣が原因とされています。特に高齢者にとって、骨折は寝たきりの大きな原因となります。そのため、骨粗鬆症の診断を早期に行い、治療を開始することが重要です。

骨折のしやすさを評価する指標として、骨密度測定が重要です。当クリニックでは、「DIP法」という方法を用いています。これは左手のレントゲン撮影によって簡便に骨密度を測定する方法です。最小限の被爆で測定が可能です。また、当クリニックでは検査結果を院内で解析することができますので、撮影後約10分程度で結果が解析され、当日中に検査結果を説明することができます。精密検査が必要な場合には近隣の整形外科へ速やかに紹介いたします。

その他の検査

• レントゲン（X線検査）
• 視力検査
• 聴力検査
• 肺機能検査、COモニター