法定健診とは

「法定健診」は、乳児、妊婦、市民、従業員などによって内容が定められています。問診、身体測定、視力・聴力検査、血圧測定、便及び尿検査、胸部エックス線検査など、約10の検査項目があります。40歳以上は「特定健康診査」（メタボ健診）を受けることが必要で、血液検査、肝機能検査、血中脂質検査、空腹時血糖、心電図検査などが加わります。

任意健診とは

「任意健診」には、人間ドックなどがあり、より高度な検査を行うことができますが、費用が高額になるため、健康保険などからの補助や法定健診と併せて実施することで費用の軽減を図る施策などが行われています。

特定健診・基本健診

特定健康診査は、生活習慣病に罹患しやすい40～74歳の方を対象にした健診です。生活習慣病は自覚症状がなく、気づいた時には重篤な合併症を発症することがあります。そのため、「高齢者の医療に関する法律」に基づき、特定健康診査が実施されています。特定健診の主な目的は、メタボリックシンドローム（メタボ）や予備群を発見することです。保険の種類や生活保護受給者、非課税者によって「特定健診」「基本健診」と名称は変わります。

※保険の種類によって受診券（クーポン券）が異なり、検査費用が発生することがあります。受診券をご確認のうえお申し込みください。
※血液検査は⻄宮市医師会検査部での施⾏となりますので当⽇の結果説明はご対応できないことをご承知おきください。

長寿（後期高齢者）健診

西宮市では、保険の種類に関係なく、75歳以上の市民を対象に「長寿（後期高齢者）健康診査」を実施しています。検査項目は、特定健診と同様ですが、高齢者特有のフレイル（筋力や栄養、認知機能の低下）の早期発見にも注力しています。詳細については、西宮市の公式ホームページをご覧ください。
※ご年齢によって今まで特定健診を受けられていた方もご長寿健診に変わりますので、受診券をご確認のうえお申込みをお願いします。
※⾎液検査は⻄宮市医師会検査部での施⾏となり院内の検査装置ではご対応できないため当⽇に結果説明ができないことをご承知おきください。

肝炎ウイルス健診

⻄宮市からクーポン券が届いた⽅を対象に⼀⽣に⼀度だけ受診できます。過去に一度も肝炎ウイルス検査を受けたことのない40歳・45歳・50歳・55歳・60歳・65歳の方にはクーポンが届いています。特定健診・基本健診に併せて施⾏が可能です。ご希望の⽅は「併⽤」であることをお申し出ください。

雇入時健診（入職時健診）・企業健診（定期検診）

労働安全衛生法により、企業に所属する従業員などの健康診断が義務づけられており、一般的には「職場健診」と呼ばれています。企業健診には、一般健康診断の他に、特定業務従事者や海外派遣者を対象にした健康診断などがあります。当クリニックでは、一般健康診断の中でも、雇入時の健康診断と定期健康診断を中心に実施しています。

※健診内容や⾎液検査項⽬に各企業様のご指定がある場合もありますのでお気軽にご相談ください。

予防接種を受けることができない方がいます

• 発熱がある
• 重篤な急性疾患にかかっている
• 以前ワクチン接種によりアナフィラキシーショックを引き起こしたことがある
• その他、予防接種を行うことが不適当だと医師が判断した場合

予防接種を受けた後に注意していただきたいこと

• 接種後24時間は副反応の出現に注意しましょう。
  （特に接種直後の30分は体調の変化には十分ご注意ください。）
• 予防接種当日の入浴は問題ありません。
• 激しい運動や大量の飲酒は予防接種当日は控えましょう。
• ワクチン接種後に、接種部位が腫れたり熱を持って痛くなったりすることがありますが、一時的なもので局所の冷却などをすれば改善することが多いです。
• 高熱・全身のじんましん・気分不快や繰り返す嘔吐・血圧低下などが現れた場合は、直ちに当クリニックまでご連絡ください。